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新しくオープンした風俗店をどこよりも早く潜入取材し、どんなお店だったのかを伝える「新店一番乗り」。今回ご紹介するのは、かつて「輝き」の人気嬢だったリョウさんが独立して、自身で経営を始めた「キャンディーポット」だ。しばらくはプレイヤーでもあり、経営者でもある二足のわらじを履くことになる彼女。さっそく、どんなお店だったのかをご紹介したい。

このkaku-butsuを熱心に読んでいる風俗ユーザーの皆様なら「輝き」といった瞬間、心が躍るはずだ。東京を代表する高級デリヘルであり、在籍している女の子の質や量は他の風俗店を圧倒している。今ではMUTEKIからデビューしている某グラビアアイドルも「輝き」に在籍していたという噂があるし、金銭的に余裕がある人なら、あえて他の風俗店を利用する必要はなく、ひたすら「輝き」の金額の高い女の子ばかりを指名していればいいかもしれない。 そして、そんな「輝き」で抜群の人気を誇っていたのが、リョウさんである。「美人には珍しく」と言ったら語弊があるかもしれないが、その美貌にあぐらをかくことなく、どんなことにも真面目で一生懸命に取り組む性格なので、アイドルやモデル、高級キャバ嬢といった女の子たちがたくさん在籍している「輝き」の中にあっても安定した人気を誇っていた。そして、そんなリョウさんの夢は、自分のお店を持つこと。長年、ずっとやりたいと思っていたそうだが、このたび、晴れて「キャンディーポット」をオープンすることになったそうだ。

これまでkaku-butsuのイベントにも出演してくれた「輝き」の看板嬢が自分のお店をオープンさせる。最初は「輝き」の系列店の店長みたいなポジションなのかと思ったが、まったくそうではなかった。「自分のお店をやりたい」という夢に向かってコツコツと貯金をしていて、一通りの目処が立ったタイミングで卒業し、本当に経営者として独立を果たしたというのだ。「やりたい」と思うことはたくさんあるが、実際に「やる」という決断をできる時点で、リョウさんが立派な人だ。

「キャンディーポット」という名前は、リョウさんがつけたという。かわいい名前にしたいという前提があった上で、飴を入れるお皿のように、いろいろな個性の女の子がその個性を生かして在籍しているお店にしたいという意味が込められているそうだ。ほんわかした雰囲気だけど、けっこう深いところまで考えている。

そして、最も気になるのは、このお店の価格帯だ。スタンダードキャストは60分1万9000円、プレミアキャストは60分2万4000円。これは一般的な相場よりも少しだけ高く、「ミドルリッチ店」に分類される。もちろん、これだけの価格で挑戦するからには、それなりにレベルの高い女の子を揃えているということだろう。ちなみに、まだオープンしたばかりということもあり、各種割引イベントを実施しているほか、今後はkaku-butsuの「ゼッタイ割」にも加入するというので、3000円割引がデフォルトになれば、スタンダードで60分1万6000円、プレミアで60分2万1000円となり、高級店クラスの女の子を平均的な価格で遊べるようになるので、こんな裏技を駆使して楽しく遊ぶという手もある。また、リョウさんの場合は、かつて在籍していたお店よりもプレイ料金は安くなっているので、コストパフォーマンスは最高だ。

あくまで提灯記事ではないことを伝えるために断っておくと、他の女の子が全員、ここまで高いサービスクオリティーであるとは思っていない。あまりに極上すぎて、他の女の子が軽々とマネをできるレベルではないからだ。やがて覆面調査レポートがたくさん公開されれば、他にも遊びに行くべき女の子は見つかるかもしれないが、レポートが公開されていなくても彼女は十分にオススメできる。それくらい手放しで絶賛できるレベルなのだ。

実は近年、風俗業界では「ロボットデリヘル」のセリナさん、「池袋サイドライン」のまりな店長のように、店長とプレイヤーを兼ねるケースは増えつつある。風俗業界の健全化が進み、かつては「ヤクザのような人が経営している」というイメージも強かったが、今ではごく普通の一般女性や風俗店で働いてきたキャストが経営側に回り、お店を切り盛りするケースが増えている。リョウさんの場合は、単なる雇われ店長ではなく、出資も含め、自らが経営者としてデリヘルを立ち上げ、プレイングマネージャーとして東奔西走している。女性が店長をすることには一定のメリットがあり、例えば、女の子がTwitterを介して「面接をしたい」と言ってきたり、キャストへのフォローも男性より女性の方が行き届いたりする。

キャストとしても出るし、女の子の面接もするし、内勤スタッフと一緒にお店のイベントや経営戦略を考える日々。「今まではキャストとして自分のことだけを考えればよかったけれど、今は経営者として、お店の女の子のことはもちろん、内勤スタッフの給料のことも考えなければならなくなった」と話し、毎日がテンパリ過ぎて、一日の出来事を思い返す間もなく毎日が過ぎているのだという。先日、久しぶりに休みがあったそうだが、カラオケに行って大きな声で歌を歌い、ストレスを発散したという。キーが合っているので、松田聖子や安室奈美恵を歌うことが多いそうだ。そんな何気ない話で盛り上がりながら、シャワールームで記者の体を洗ってくれたリョウさん。近頃、いろいろな仕事が重なり、休みがなかった記者だったが、自分よりも頑張っている女の子の姿を見て、「自分ももっと頑張らなければ!」と思ってしまった。毎日を一生懸命に生きている彼女は、今、本当の意味で「輝いて」いる・・・。

「ホストに狂っている」とか「ヴィジュアル系バンドに狂っている」などは、ベタな風俗あるあるだと言ってもいい。何一つ生産性のないものに金を浪費し、風俗で働いている女を見ると正直萎えてしまう。逆に、「お父さんが入院していて、その治療費を稼ぐために風俗で働いている」とかいう嘘にコロッと騙され、巨額のマネーを取られてしまう男性もいる。いつの時代も、男性は何かに一生懸命な女性を見ると、なぜか愛おしい気持ちになってしまう。「経営」という夢を現在進行形で形にしようと頑張っているリョウさんを見ると、放っておけない気持ちになってしまう。 リョウさんは、さすがは「輝き」のトップランカーだけあって、ルックス、スタイル、性格や接客姿勢と、ほぼパーフェクトな女の子だ。もちろん、顔の好みなどはあるにせよ、多くの人が満足できるレベルにあると思われる。ただ、男性が「感動」を覚えるのはプラスアルファの部分だ。「キャンディーポット」は、まだオープンしたばかりということで、右肩上がりではあるものの、まだ離陸する途中。けっして安定軌道に入っているわけではない。だから、もしかしたら彼女ほどお客さんのありがたみを肌で感じている風俗嬢はいないかもしれない。ただのキャストだったら、こんな苦労をしなくてもよかったかもしれないのに、この美貌を持ちながら、彼女は今、奮闘している・・・。