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変態に会いに行く「5人目:ピエール剣インタビュー」 画像

こんにちは~山田花粉です!
本日は、ななななんとっ!レイプ物のオファーがよく来るベテランAV男優ピエール剣さんに話を聞いちゃいます~!
レイプ物のオファーがよく来るってなんだよ!見た目がツルツルのスキンヘッドだからかな?
そこら辺も含め、いろいろ聞いちゃおうと思います。

ピエール剣
東京生まれ、埼玉育ち
1967年4月10日生まれの現51歳
AV男優歴26年目

役者→お笑い芸人→サパーからのAV男優デビュー

ーーピエールさんがAV男優になるきっかけは?

「元々、小さい劇団で役者をやっていました。それで、ここで役者やっててもダメかな……と思っていた頃に、知人に小さい音楽事務所を紹介してもらって。舞台とかもよくやっていた事務所で、人手が足りないと言うので、俳優として所属したのですが、何故かお笑い芸人をやることになりまして……」

ーーえ~!お笑い芸人をやってたんですか!!

「その事務所にいたトリオ芸人が1人抜けたので、入らないかと誘われて、ドサ廻り行ってましたよ。温泉の宴会とか自衛隊の新入歓迎式とか……体育館で、とかでしたね。26歳頃から男優も始めたので、1年くらいは被ってやってました。27歳で、お笑いの方は辞めまして。」

ーー男優になったのは応募ですか?

「違いますね。お笑いだけじゃ食べていけないので、新宿二丁目のお店でサパーをやってて、そこにAV監督がよく飲みに来ていました。店で撮影をしたいから撮影場所として貸してくれないか? と頼まれたんです。撮影を見学させてもらったんですが、その監督が兼業男優として出演していたのに全然勃たなかったんですね。女優さんは女子大生で可愛い子だったのに、勃たないから結局擬似発射になって。『あんな可愛い子で勃たないなんて勿体ねぇ~~』とポツリとつぶやてしまいまして、『じゃあ、やってごらんよ。人前で勃つわけなんかないんだから』と言われたので、一週間後の撮影に急遽、男優として参加することになったんです。」

ーーそれで勃起したんすか!?

「普通にできましたよ(笑)可愛い女の子とエッチしてお金もらえるなんて、いい仕事だな、と思って、その後も呼ばれれば出るようになりました。ただ、続けていくうちに、可愛い女の子と普通にエッチするだけの仕事では全然ないんだって痛感するんですけど……。それから週に一回は呼ばれて撮影に行くようになりました。」

ーー絡み男優として呼ばれてるって事ですよね?ギャラはいくらスタートだったんですか?

「そうです、絡み男優からのスタートだったので、ギャラは1日3万円でした。」

ーー20代で1日3万もらえるって、かなりいいですもんね!
それでお笑いもサパーも辞めちゃったんですか?

「お笑いは、ちょうどトリアが解散する流れにもなったので、そのまま辞めちゃって、サパーは30歳まで続けてたんですが、男優業が忙しくて最後の方は全然出れてなかったですね。」

ーーじゃあ、サパーを辞める頃には毎日のようにAV撮影の仕事が入ってた感じですか?

「そうですね。当時としては、いい収入になってました。」

3万円スタートで、現在は5万円男優

ーー3万円スタートで、どうやってギャラアップをしていったのですか?

「僕は今、1本5万円なんですけど、4万円の時代が長かったですね。昔は今みたいに自分でギャラ設定ができなかったんですよ。AV監督の皆さんが、ある程度納得したら『次回から5万でいいんじゃない?』って声がかかるんです。せっかくギャラが上がりそうな時期に差しかかっていても、発射待ちとかトラブルが一回でもあると『まだダメだ』と判断されて、ギャラがなかなか上がらなかったりして。どうしても先輩男優と比べられてしまうんですよね。」

ーー監督たちが納得しないとギャラが上がらない時代だったんですね。
初めてレイプ現場に呼ばれたときって抵抗なかったんですか?

「初めてのときは、どこまでやっていいのかが分からなかったですね。プロダクションに入ってるモデルさんなので、傷つけちゃいけないですし、でもレイプだし…みたいな。」

ーーでも「レイプものAV」はそういう演出ですよね。演技指導は入るんですか?

「大体はお任せですね。ビンタしていいのかする振りだけなのか、とかのNG項目だけ聞いて、その女優さんの可能なプレイを把握したら、後は勘でそれっぽくやってましたね。ビンタは何発までならOKですよ、とか言われるので。あ、でも回数を提示されるのは最近か……昔はビンタOKだったら何発でもいい、みたいな感じで……。探り探り、オラオラな大声を出して女優さんの服を破って……ただ、とにかく怪我のないように注意しながらレイプしていました。」

ーーラブラブセックスよりも何倍も気を使いそうですね…。

「かなり…!AV出演強要問題後、2018年の4月から厳しくなって、証拠簿で夫や
ピエールさんはレイプ物の撮影で心が痛んだりしないんですか?

「もちろん、しますよ。でも、仕事なのでちゃんとやらなければいけないと思ってやってきたので……。カメラが回ってるときは出来るだけ怖くて酷い男に見えるよう真剣にやるんですが、終わった後に良心が痛みますよね。」

ーードラマ物のレイプ作品では、台本があるんですか?

「バリバリ台詞があるんですが、セックスのシーンやレイプのシーンになるとある程度、流れは書いてあるぐらいで、あとはこちらでやっていく感じなのが多いですね。
でもですね、AV出演強要問題後、2018年の4月からかなり厳しくなって、証拠ビデオを回しながら内容確認や打ち合わせをするようになったので、それ以外のことができなくなったんですよね。ただ女優さんによっては反応が薄いときもあるので、そのときは様子を見ながら僕らで色付けをやるときはありますね」

ーー反応とは?

「嫌がってる反応ですね。女優さんって良い子ばかりなんで『咥えろよ!』とか言うと、すぐ咥えてくれちゃう。『おら、しごけよ!』って言うと、素直にしごいてくれちゃう。それじゃレイプ作品じゃなくなってしまうのでカットがかかって、『ごめんね、ここは嫌がってね』と言って、またスタートするんです。」

ーー従順すぎると物語として成り立たなくなっちゃうんですね。
なんでピエールさんにレイプ物のオファーが増えていったんでしょうか。

「レイプできる男優が少ないというのも、ありますね。やりたくないって言う人もいれば、ああいう状況ではチンコが勃たないっていう人が多かったんです。酷いことをしながら勃たせることは出来ないからレイプものには出ない、と言う男優が多くて。」

レイプ物で勃たない男優もいる中、僕は余裕で勃ちますね。

ーーピエールさんは全然余裕で勃起すると?

「そうですね。嫌な顔とか泣いてる顔とか見えると興奮はするので。」

ーーじゃあ、そういう素質が元々あるっていう事なんですね。
レイプ男優の大変なところって、どんなところでしょうか?

「普通の現場よりも100倍気を使いますよ。絶対に怪我はさせられない。その子の状況を見ながら加減をして、越えてはいけないラインを見極めながらやるので。女優さんによって全然そのラインが違うので、その時の状況を読み取りながら進めていきます。女の子を振り回したり、押し倒したりするときも、自分の腕をまわして誘導したり下敷きになるようにしてカバーしながらやっているので、終わったら自分の身体のあちこちが痛いかったり傷だらけ、血だらけになってることなんて、よくありますね。」

ーーしかもベッドでセックスな訳じゃなさそうですし…。

「まずベッドじゃさせてくれないですね。ソファーがあったらラッキーぐらい。膝は確実に剥けますよ。あと、共演した女優さんからNGを出されがちっていうレイプ男優あるあるもありますね(笑)」

ーーあ~~確かに、それは仕方ない気もしちゃいますね…!だからと言って、男優も頼まれてレイプしてる訳だし…辛い。

「僕はバイクで現場まで行くんですけど、バイクの音を聞いてADさんが近寄ってきて『中に入らないでください! 今、監督呼んできますから!』って言うんです。そういうとき、あ、これはNGのパターンだ、と察しますね。運がいいと早めに連絡が来るので他の仕事を入れられたりするんですけど、当日だったり前日に言われると辛いですねぇ」

――それ辛いですね!!! 逆に普通のAV撮影に行ったときは、どんな心境になりますか?

「ホッとしますね。俺、今日こんな楽でいいの?って思います(笑)。レイプ撮影は終わった後に気疲れでドッと来るときがあるんですけど、普通の現場だと『こんなに簡単に終わっちゃって大丈夫かな?』って、いらぬ心配しちゃったり。でも時々、イチャイチャしながらの愛撫ってどうやればいいんだっけ? って分からなくなったりもします(笑)」

レイプ仕事のしすぎで、イチャイチャプレイをどうやったらいいか分からなくなる(笑)

――レイプ仕事しすぎの弊害…(笑)

「監督に『優しい言葉を言いながらプレイしてください』って言われたりすると、優しい言葉って何? ってわからなくなっちゃったり」

ーー50代になったピエールさんですが、男優として肝心の「勃ち」は変化していますか?

「角度がゆるやかになってきたのと、興奮するまでにちょっと時間がかかるようになってきましたね。」

――そういうときは、どうしてますか?

「脳内で頑張る。あとは、たとえばレイプものの時にキスの流れがないのにキスしたりして興奮して勃たせたりしてますね。キスが大好きなので。撮影の流れがおかしくならないように、フリを入れてからキスするようにして、一応気を使いながらキスしたり。やったもん勝ちですね。キスすると、すぐ勃つんで。」

――わかりやすいですね。今後もAV男優一本でやっていく予定なんでしょうか?

「そうですね、生涯男優だと思ってますね。若い頃は、ここまでやるとは思ってなかったですけど。固い決意を持ったのは45歳の時ですね。42~43歳で、本厄も後厄も終わっても元気でいられたので『もしかしたら、このまま男優でいくのかもしれない』と思い始めました。僕は男優以外のことは何も出来ないですし(笑)。本当にずっと45歳くらいでダメになるかもしれないっていう不安があったんですけど、それを超えてもオファーが来るし、僕より先輩の方も活躍しているし、だったら生涯男優でいたいって思うようになってきたんです。」

ーー生涯AV男優!!
おじいちゃんになっても、孫とのSEXというような形で出番はあるし、おじいちゃんになってもレイプ物のオファーが来てたりしてたら、それはそれで凄いですよね…。
毎日キレイな女性と絡んでたらボケ予防にも効果がありそう…!
これからも、生涯男優のピエールさんの動向が気になります…!!!

《ピエールさんから学んだこと》
・ひょんな事がきっかけでAV男優への道へ。仕事ができると続々とオファーが来る。
・レイプ物の撮影は普通のよりも100倍気を使う。女優さん、男優さん共に、大変な仕事だと学ぶ。
・ピエール剣はキス好き。

筆者紹介

山田花粉

山田花粉

2、3月はスギ花粉症で瀕死状態のアラサー女。
ネットショッピングで洋服、化粧品を買いすぎてしまうし、美容クリニックに行って色々施術もしたいお年頃。
趣味は昭和歌謡カラオケ。50代の方とカラオケに行くと、ちょうど世代的にぴったり。
将来の夢は不労所得で生活すること(夢ぐらい見させて…♡)