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変態に会いに行く「3人目:足裏フェチのSさん」 画像

こんにちは~山田花粉です。 今回も新たな世界のフェチの方に会ってきました。しかも、名古屋まで! 行動力すごくない?誰か私を褒めて~!

足フェチと聞くと、ふくらはぎとかのLegの脚好きを連想してしまいがちですが、そちらではなくFootの方の足フェチです。 Foot好きって一体どういう事なんでしょうか。脚ならセックスアピール的なものを感じるけど、Footって…!

今回お話を聞くのは、名古屋在住の生粋の足裏フェチSさん(35歳) 10代の頃から女性の足の写真を撮る活動をし、後にサイトで写真や動画の販売も本業の傍、続けているそうです。

エジプト型の足が好きです。

ーー今まで足を性的な目で見たことがない私からすると、足の魅力が分からないのですが、どういった足が好きとかってあるのでしょうか?

S「女性の足、全般が好きですね。どんな足でもそれぞれの魅力を感じますし、僕は基本的にコレクター気質なので、たくさんの女性の足を集めたいという気持ちで撮影をしてます。 好みを言うならば、親指から小指にかけて小さくなっていくエジプト型の足が好きです。」

ーーエ、エジプト型…!? (スマホでぐぐる)エジプト型、ギリシャ型、スクエア型と、おおよそ3タイプに分類されると書いてありますね。 その中でもSさんの好みは、エジプト型なんですね。

足裏フェチのSさん 足裏フェチのSさん 足裏フェチのSさん

S「親指の付け根と小指の付け根と踵の、この3点のバランスがいい足が好きです。土踏まずの事をアーチと言うんですが、アーチがちゃんとある足も好きですね。」

ーー足の指はどうですか?

S「指は長めが好きですね。たことか、乾燥した部分がない足も綺麗な足だな~って、思います。」

ーーあ~私、踵がガサガサしてる!今日から手入れします…!
足の裏が全然シワがなくツルッとしてる人もいれば、シワが多い足裏の人もいますが、そこはシワがない方がいいですか?

S「シワはシワで良さがあるんですよ。シワがある事で足に動きを付けたときや、正座をしたときなどに魅力的に見えるんです。」

ーー各々の魅力があるんですね!こうして話を聞くと、足もいっしょくたには語れないんだなと思えてきました。

S「これはあくまでも僕の好みであって、同じ足好きな人でも全然意見が違ったりします。短い指が好きだという人もいれば、足裏しか好きではなくて足の甲になると一切興味を示さなくなる人もいたりするんですよ。」

ーーどの世界でも千差万別なんですね!

恥ずかしくて足裏マッサージ行けないです。

ーー足って、他の人体のパーツに比べて男女差があまりない箇所かと思うんですが、男性の足はどう思いますか?

S「全く興味ないです。足を性的なものとして見ているので男性の足には興味は持てないですね。自分の足を他の人に見られるのも恥ずかしいので、足裏マッサージとかも行けないですし、裸足にもあんまりならないですよ。」

ーーえー!そうか、他人が何とも思ってなくても、自分の中では性的な認識のある箇所だから他人に見せるのは恥ずかしいんですね…!

S「自分の足は蓋をしたいくらい。」

ーーなっ、なんで!?

S「自分のだからです。自分の足は拒絶しちゃいますね、それは男の足だからです。 多くの足フェチの人も、そういう人多いと思いますよ。足フェチがネットにアップする画像では、男女が映ってるシチュエーションで男の足にモザイクが入ってるんですよ(笑)」

ーーえ~~!足にモザイク!?わざわざ手間かけてまでも男の足にモザイク入れるって、相当嫌じゃないですか!!

S「なんで男の足が嫌かって考えてみたときに、ラーメンに例えると男の足は薄味なんです。塩とか醤油。女性はとんこつとか濃い味。女性の足には、濃さを感じれて良いんですよ。この例えを、足フェチの友達に話したら、さすがにそれは分からないですって言われたので、あくまでも僕の意見ということで(笑)味が薄いので、子供の足を見る感覚と近い気もするので、完全に対象外という感じです。」

ーー女性みたいな綺麗な男性の足裏写真を「これ女性の足だよ」と見せられても、見破ることって出来るんですか?

S「ん~~、結構できると思います。綺麗すぎると怪しいですね。女性はヒールだこがあったりするけど、全くなくて綺麗すぎても怪しいな、と。女性でもヒール履かなくて、タコや魚の目がなくて綺麗な人もいるけど、相対的に見て判断はできますね。基本的に足裏の写真のみの場合は疑ってかかってますよ。」

ーーひょっとして男の足なんじゃないかと?

S「はい。足フェチの人は、そういう人が多いんですよ。足裏の写真だけだと、男のじゃないか?と疑うので、引きの写真で身体も写ってる写真も必ず載せるようにしてますね。足アップの写真でも、女性だと分かる装いやポーズで女性らしさが分かるようにしたりしてます。結構、これは重要ですね。」

ーーへ~、あくまでも女性の足なんですね!乳や尻みたいに男女の差が大きいパーツならまだしも、足裏でもやっぱり男女の違いは大きいものなんですね。

おっぱいもお尻も見ても何とも思わないから、見たいとも思わない。

ーーおっぱいやお尻などのオーソドックスな女体のセックスシンボル的なパーツは、普通に好きなんですか?

S「これが何とも思わないんですよ。見ても何も思わないので、見たいとも思わないですね。」

ーーへ~~~~!!!そうなんですか!おっぱい、お尻、足…みたいな感じで、好きなパーツの一環かと思ってました…!

S「もちろん、そういう足フェチの人もいるにはいるんですけど、僕みたいに足以外のパーツには何とも思わない人のほうが多いんじゃないかな。」

ーーほぉ…(まだ驚いてる)Sさんの足フェチの本気度がここで垣間見れた気がします…!
Sさんが足好きになったきっかけとかはありますか?

S「後々考えると、あれがきっかけだったんじゃないかな、という感じなんですが、毎朝放送していた子供向け番組で、透明のアクリル版の上に大人の男性と、小さい女の子が裸足で歩いてるのを下から撮っている映像がTVで流れてるのを見て、です。その後、その女の子が足裏をくすぐられてもいたんですよ。」

ーーも、もしかして、赤と緑のキャラクターが出てた番組じゃないですか…?
でも、同じものを見ていても足フェチにならない人の方が圧倒的に多いと思いますが、そこで目覚めるという事は潜在的に持っていたものがあるんじゃないかなと思えてきます。
その後、子供時代はどうやって足を見てきてたんですか?

S「なかなか素足を見れる機会ってないんですよね。なので、運動会のときに女の子の後ろに居るようにするとかしてました。うちの近所で同い年くらいの男の子がほとんどいなかったというのもあって、女の子とよく遊んでたんですよね。なので、たまに素足が見れたりはしていましたし、捨て犬を拾ってきたときに、わんちゃんをシャワーで洗うために女の子が素足なった時とか見てましたね(笑)運動会、プールの時間、身体測定…、こういう裸足が見れる機会を基本的にずっと楽しみにしていました。もう目が釘付けでしたね。」

ーーそういった学校行事は、素足の女の子が大量に見れる一世一代のチャンスですもんね。

足裏的に好きな季節は春。

ーーそうなると、やっぱり好きな季節は夏になるんですか?サンダル女子があちこちにいますし。

S「いや、春ですね。冬は寒いので厚手の靴下を履くじゃないですか?その時期に足の裏の皮膚がいい感じになるんですよ。素足にならないから傷も付かないし、日焼けもしてなくて肌も白くなってる。保湿クリームも塗るからケアもされてる。春先になって暖かくなると発汗もされてきて具合がちょうど良くなるんです。ふかふかなんですよ、足裏が。」

ーーおぉぉぉぉ…、四季を通しての足裏の質感なんて考えたこともなかったっす…!
触ると違いが分かるものなんですか?

S「はい、分かります。9月10月頃は、夏に日焼けしたり、冷房で乾燥したり、サンダルやヒールで傷ついたりしてるので、もっとも荒れてる時期ですね。冬は乾燥も勿論なんですが、見られる機会がないので、手入れをしていない人が多い印象ですね。その中でもケアをちゃんとしてる人もたまにいて、その瞬間に出くわしたときはすごい褒めますね。なので、好きな時期は?と聞かれたら、4月5月頃が最高と答えます。」

ーーちょうど今が最高の時期なんですね…!今を是非楽しんでくださいませ…!足裏好きに幸あれ…!
自分が人と違う趣味を持ってるぞって気づいたのは、いつ頃なんですか?

S「思春期に入った中学生頃ですね。友達とエロい話とかするようになってからです。それまでは自分が足にドキドキしている事が変わっていることだって気づいてもなかったんですが、周りの友達が話している話と、自分が明らかに違うっていう事に気付かされましたね。一緒になって喋ってはいるけど、自分がどこか置いてけぼりになったような感覚を抱き始めました。自分が足好きな事なんて到底、人には言えなかったですし。」

世界中で僕ひとりなんじゃないかと悩んでいた時期もありました。

ーー疎外感を感じていたんですか?

S「はい、かなり。こんなフェチを持っているのは世界中で僕ひとりなんじゃないかと思ってました。今でもコンプレックスだと思っていますけどね。自分がネットを始めた頃、足の裏で検索をしたら、足の裏好きが集まる掲示板を発見して、世の中に同じような人がいると知って救われました。だから、フェチで悩んでる人、足フェチの人に救いの手を差し伸べるというか…、僕が救われたように何か貢献できたらいいな、と思っています。」

ーー恩返しというか感謝の心というか。

S「そうですね。自分の欲とかよりも、今はそっちの気持ちの方が強いですし、それが活動の原動力になっています。昔は自分の欲もありましたけどね。僕が撮った写真や動画を見て、いいなと思ってもらったり、オフ会に参加してもらって、自分を解放する機会を持てるっていいなと思ってもらえる事を続けていきたいです。より多くの人に、僕が体験してきた事で誰かの役に立てたら嬉しいですね。」

ーーSさん、劣等感や孤独感を体験した事により、人間としての深みが増しているように感じます…!
思わずいい話が聞けて、胸アツになっております…私…!
根っからのフェチを持っている人は、自分の性癖をコンプレックスと捉えている方も多いのですね。
これは実際に話を聞いてみないと分からないことでした。
奥深い足への想いも聞けて大満足!ありがとうございました!

《Sさんから学んだこと》
・足裏フェチでも好みは十人十色。
・同性の足は拒絶。自分の足も蓋をしたい。
・おっぱい、おしりを見ても、なんとも思わない。
・自分のフェチをコンプレックスと捉えていた。

筆者紹介

山田花粉

山田花粉

2、3月はスギ花粉症で瀕死状態のアラサー女。
ネットショッピングで洋服、化粧品を買いすぎてしまうし、美容クリニックに行って色々施術もしたいお年頃。
趣味は昭和歌謡カラオケ。50代の方とカラオケに行くと、ちょうど世代的にぴったり。
将来の夢は不労所得で生活すること(夢ぐらい見させて…♡)